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2016-11-10 15:04:41
優雅な香りに包まれます・・・「ひいらぎもくせい茶」
■「ひいらぎもくせい」とは。
こんにちは。
今回は秋の花として知られ、なんともいえぬ甘い芳香をまき、人を惹きつける「金木犀(きんもくせい)」の仲間「ひいらぎもくせい」を使った風流なお茶の紹介をします。
「ひいらぎもくせい」は、「銀木犀(ぎんもくせい)」と「柊(ひいらぎ)」の雑種です。
ですので、「金木犀」より「銀木犀」の特徴を備えています。
例えば、金木犀はオレンジ色の花を咲かせますが、銀木犀は白い花をつけます。
盛り盛りで花をつけている金木犀をご覧になったことがあるかもしれませんが、銀木犀はもう少し花の数が少なめです。
そして、遠くまで強い甘い香りを漂わせることで知られる金木犀よりも、銀木犀の香りは弱く優雅で上品さをかもしだします。
そんな「銀木犀」と「ひいらぎ」の雑種である「ひいらぎもくせい」も白い香りの上品な花を咲かせます。
その花を使ったお茶を淹れてみましょう。
■ひいらぎもくせい茶を淹れる。
ひいらぎもくせいの花の部分だけを摘んできます。
〇写真
どんなお茶でもいいのですが、ひいらぎもくせいの香りを堪能するために、香りの強すぎないお茶がいいだろうということで、「深蒸し茶」を使いました。
お茶パックに茶葉とひいらぎもくせいの花を2、3個入れます。
急須にお茶パックをいれ、アクアセレクトのウォーターサーバーからお湯を注ぎます。
お茶にも2、3個花を浮かべます。
作り方は以上です。
〇写真
あくまでも、ひいらぎもくせいの香りを楽しむためのお茶。
なんとも優雅な気分になる、上品な甘い香り。
ぞんぶんに芳香を吸い込んで、いただきましょう。
きっと、これは香りの強すぎる「金木犀」では味わえない優美な時間。
もしお庭に「ひいらぎもくせい」の木をお持ちなご家庭がありましたら、ぜひお試しください。
■きんもくせいについても考えている。
金木犀の香りは、実は日本人や中国人などで「良い香り」と認識されていますが、欧米などではそうでもなかったようです。
ヨーロッパでは庭木としてそれほど知られていないことや、さまざまな文化的背景がありその花香の好き嫌いは地域により差異がありそうです。
その香りを最大限に生かしているのが「精油」です。アロマテラピーとして利用されています。
その香りにはリラックス効果があるといわれています。
また、金木犀の香りにはダイエット効果もあるという情報が!
脳内に生成される「オレキシン」という"食欲"を促す物質があるのですが、金木犀の香りにはこれを抑制する働きをするものが含まれているというのです!
食欲を抑える機能というのはなかなか複雑なようで、だれでも効果があるとは言えないようですが、きんもくせいの香りを使ったフレグランスも販売されているものもあるようなので、試してみては?