実は身近な生き物でありながら生態が分かっていないこともまだまだある、セミ。

子どもの頃、セミの抜け殻を大人と一緒になって集めるというイベントに参加したことがある。

大人も子どもも「クマゼミばっかりやなぁ〜」とか「お、ニイニイがおったで！」「これだけあったら佃煮が出来るわ（笑）」とか言いながら、みんな嬉々として集めたことが懐かしい。

今でも抜け殻を見つけると「お、アブラゼミ」と一人呟いてしまう。

「お、この時期にメス。へー」（赤丸のところで見分ける）

今年から近所の公園（名古屋市名東区）で、クマゼミの鳴き声を聞くようになった。大阪では嫌というほど聞いていたあのシャンシャンという鳴き声も、アブラゼミ優勢のこの地で聞くと、本当に新鮮に感じるから不思議。

また子どもと一緒に、抜け殻を拾いに行こうっと。

そうだ、夜中に羽化を見に行くのもいいな。

あれは本当に幻想的。

何時間でも見とれてしまう。

暑い日が続いています。

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