昼の雑木林の偵察を経て、夜の出撃となった。

友人家族と合わせ、子ども3名、大人2名。

長袖長ズボン、ヘッドランプに捕虫網、虫カゴと、フル装備。

途中、ネコやタヌキに出会った。

ヒトスジシマカがすぐに近寄り、クサカゲロウが優雅に舞う。

樹間を飛んできるのはアケビコノハかムクゲコノハ？

ブーンと羽音を響かせているオオスズメバチ？モンスズメもいた。

さあ、お目当てのアベマキの木だ。

エダナナフシがひょいひょいと歩き、根本近くにはマダラカマドウマがじっとしている。

ノコギリカミキリは子どものころからあまり人気は無いがよく見るとカッコいい。

お、いたいた。夜のレストランは大盛況。

カブトムシのメスが一番いい場所をぶん取って、その周りにはノコギリクワガタが。

ヨツボシケシキスイは隅っこで小さくなって、蛇ほどの長さのムカデが音も立てずに動き回っている。

カブトムシオス・メス1匹ずつ、ノコギリクワガタオス1匹、メス2匹。

甲虫の成果もいいが、夜の雑木林を歩くという体験そのものが、今日の成果。

子どもたちにとってはテレビの中や空想の中じゃない、リアルなちょっとした大冒険。

一同大満足。