田植え＆泥りんピック2015　アクアセレクト田んぼのオーナー制度

アクアセレクトでは、2008年から「田んぼ」を作っている。

採水地である三重県大台町。

「中山間地域」と呼ばれるこの地域は「耕作放棄地」が増え続けている。

いわゆる「中山間地域耕作放棄問題」だ。

この問題に目を向けさせてくれたのはお客様の何気ない一言だった。

弊社では、毎年9月に「アクアセレクト工場見学ツアー」と称し「アクアセレクトってこんなところ（山奥）でボトリングされてるんですよ〜安心してくださいね！」という趣旨の、ボトリング工場見学と日本一の清流「宮川」で遊んでいただく体験ツアーを実施している。

その中でお客様からこんなことを言われた。

お客様：竹本さん、面白かったわ〜また企画してね！

私：●●さん、良かったです〜。また来年も来てくださいね！

お客様：え？なに言うてんの。来月とか遊びに来れる企画を考えてよ〜。

私：え？面倒くさいこと言わはりますね〜笑　ちなみに●●さんはなにに興味があるんですか？

お客様：最近ベランダでプランターを始めてんけど、農業とかやってみたいわ〜！

私：そうなんですか！プランターから農業ってちょっと飛躍してますね！ただ、奇遇ですね。ぼくもベランダ菜園はじめてバジルとかルッコラとか育ててるんですよ〜。ちょっと村（旧宮川村）の人に聞いてみますよ！

そこで、旧宮川村の方に相談。

すると前述の「中山間地耕作放棄地問題」という言葉が出てきた。もちろん初めて聞く言葉だった。

これは田舎、中山間地域だけの問題ではない、都市部の美味しいお水や美味しいお米を求めているぼくたち（お米にも、人並みにこだわりがある）こそが、なにかするべきなんじゃないだろうか？

そういった農家さんへの手助けとなり、ついでに自分たちにとってもメリットがあることはないだろうか？と検討したところ「田んぼのオーナー制度」というやり方に、行き当たった。

あれから8回目。

今年も田植えの時期がやってきた。

ここ3年は「田植え＆泥りんピック」という名でお客様にご参加していただいている。

雨が危ぶまれたが、曇り空から徐々に晴れ上がった。

今年も見事にみんな泥まみれになった。

フトミミズにトノサマガエル

総勢お客様56名様。そして久しぶりの再会も。

松阪ケーブルテレビの取材もあった。みんなカメラ目線じゃなくっていいですよ〜（カメラマン）！

さていよいよお待ちかね、泥りんピック！はじめの種目は「競泳5メートル自由形」

うーん、自由すぎる！

そして「組体操ピラミッド」！

よかったら動画もごらんください。

競泳5メートル自由形

組体操

今年も、美味しいお米ができますように。